世界の山旅を手がけて49年 アルパインツアー

海外・国内のハイキング、トレッキング、登山ツアーのアルパインツアーサービスです。

お問い合わせ

facebook twitter

オートルート・トレッキング
シャモニからツェルマットへ 12日間

ツアーコード: CH00AU25

アルプス最高峰モンブランの山麓シャモニから名峰マッターホルンの山麓ツェルマットへと歩く“オートルート(高い道)”のハイライト部分を5泊6日にわたってトレッキングします。観光客の少ない静かなアルプスの谷と峠越え、氷雪を抱く高峰を目前に、可憐な花を咲かせる高山植物、緑のアルム、素朴な山村風景など変化に富んだトレッキングをお楽しみいただけます。数ある山小屋の中から絶景の山小屋を選び、山小屋泊の前後には荷物を先送りできるホテルに宿泊するなど、より快適にトレッキングができる行程にしました。健脚な方に是非ともご参加いただきたい、おすすめのコースです。
*日本での夏山山小屋縦走程度の体力と経験が必要な健脚者向きのコースです。

レベル・高度・施設 / ツアーの種類

ツアーレベル
4
宿泊高度
3000未満
宿泊施設
ホテル ロッジ 山小屋
ツアーの種類
ロングトレイル倶楽部

ツアー地図を見るツアー地図を見る

アイコン説明アイコン説明

催行状況※ 出発日 帰着日 日数 料金 ツアーリーダー ボーナスPtボーナスポイント説明
東京
  07/23(水) 08/03(日) 12日間 東京発着料金936,000円    

●燃油サーチャージ(2025年2月1日現在:目安約70,000円)が別途必要です。今後変更となる場合はご旅行代金ご請求の際にご案内いたします。

● ツアーリーダー(添乗員):東京から東京まで全行程同行します。
● 最少催行人数:10人
● 食事:朝9回、昼6回、夕7回
● 一人部屋利用追加料金:¥66,000(山小屋とロッジ泊を除く)
● 利用予定ホテル:Bクラス以上。

 

◎国際線フライトスケジュールのご案内

東京(成田)発着
集合時間:20時00分 (予定) 
集合場所:成田空港 第2ターミナル
ご出発 :エミレーツ航空319便 22時30分発 
ご帰国 :エミレーツ航空318便 17時35分着

※航空会社および運行スケジュールにつきましては変更される可能性もございます。

 

 

  • ● 利用予定航空会社:エミレーツ航空、カタール航空、ターキッシュエアラインズ

※天候・残雪によっては、コースを変更して代替ルートやエスケープ・ルートをとったり、コースの一部を割愛・省略することがあります。こちらの決定に際してはツアーリーダー及び現地ガイドの判断と指示に従っていただきますようお願いを申し上げます。
●トレッキング:ツアーリーダーと現地トレッキング・ガイド同行。

ツアー情報ツアー情報

オートルートの山小屋案内

4日目 ディス小屋 (2,928m)/スイス 

シェイロン氷河上に位置し、モンブラン・ド・シェイロン(3,870m)が目の前に迫る絶景の山小屋です。


6日目 モアリー小屋  (2,826m) /スイス

小屋のガラス張りのダイニ ングから氷河を眺めることができます。オートルートならではの宿泊する価値のある山小屋です。

 

8日目 グラン・ムンテ小屋(2,886m)/スイス

左にオーバー・ガーベルホーン(4,063m) 右にポワント・ド・ジナル(3,789m)、その右にダン・ブランシュ(4,357m)の姿を目の前に見ることができる。特に静寂の中の朝焼けは見事です。

絶景のディス小屋で、楽しいひとときを 過ごす
絶景のディス小屋で、楽しいひとときを 過ごす

モアリー小屋で迫力満点の景色を堪能する
モアリー小屋で迫力満点の景色を堪能する

モンブラン山麓からマッターホルン 山麓へオートルート・トレッキング

アルプス最高峰モンブランの山麓のリゾート・シャモニから世界的な名峰マッターホルンの山麓ツェルマットまで、いくつもの峠を越えて歩くオートルート(フランス語で「高い道」の意味)。もともとは、英国の登山家たちが現地のガイドを雇い歩いたルートでした。当時は、今回歩く「ウォーカーズ・ルート」ではなく、氷河をつめて万年雪の残る峠をいくつも越えていく、「グレイシャー・ルート」でした。その後、スキーによるこのコースの縦走が盛んとなり、一躍オートルートの名前を有名にしました。このツアーでは日本での夏山山小屋縦走程度の経験と持ち物(装備)で歩ける「ウォーカーズ・ルート」のハイライト部分を5泊6日かけて現地ガイドとともに歩きます。観光客が入ってこない静かなアルプスの谷と峠をいくつも越えてつなぎながら歩き通す達成感はもちろんのこと、丹念に維持されるアルプの牧場、高山植物、昔ながらの静かな山村など素朴なアルプスの原風景に出会えるトレッキングです。特に途中で宿泊するディス小屋とモアリー小屋、そしてグラン・ムンテ小屋の3軒の山小屋は絶景の展望地に位置します。山小屋とロッジはいずれも寝具・食事つきです。昼食は宿泊する山小屋などで買うことができます。トレッキングに不要な荷物(スーツケース)はシャモニからアローラへ、アローラからツィナールへ、ツィナールからツェルマットへ回送します。ツェルマットでの滞在日には、名峰マッターホルンを望む絶景ハイキングへご案内します。

マッターホルンの登山基地、ヘルンリ小屋(3,260m)へ(9日目)
マッターホルンの登山基地、ヘルンリ小屋(3,260m)へ(9日目)

日程表日程表

日程 発着地 スケジュール/食事/宿泊地
1
東京     発
中東経由都市 着
夜、東京(成田)発中東経由都市へ。

食事

宿泊地 機中泊 

2

中東経由都市 発

ジュネーブ 着/発
シャモニ 着

中東経由都市で乗り継ぎ飛行機ジュネーブへ。
バス専用車でフランスのシャモニ(1,036m)へ(約1.5時間)。

食事

宿泊地 シャモニ泊 [ホテル]

3

シャモニ 滞在

エギーユ・デュ・ミディ
展望台
シャモニ針峰群展望
ハイキング

ロープウェイモンブラン他、大パノラマが期待できる エギーユ・デュ・ミディ展望台(3,842m)へ。名峰を望みます。その後、中間駅(2,310m)へ下り、歩きシャモニ針峰群の中腹をグランドジョラス北壁や尖峰ドリュ、メール・ド・グラス氷河を眺めながら、モンタンベール(1,909m)までハイキングします(徒歩約4.5時間)。その後、登山電車モンタンベール鉄道でシャモニまで下ります。

食事

宿泊地 シャモニ泊 [ホテル]

4

シャモニ  発
ディス湖  着/発

トレッキング1日目

ディス小屋  着

バス専用車で国境を越えてスイスへ入り、ディクソンスへ。ロープウェイロープウェイでダム湖のディス湖(2,364m)へ上がります。
歩きディス湖沿いのトレイルを湖を大きく回り込むように歩いた後、モレーン上のトレイルを登り、絶景のディス小屋(2,928m)へ(徒歩約5.5時間)。

食事

宿泊地 ディス小屋泊 [山小屋]

5

ディス小屋  発

トレッキング2日目

アローラ  着

歩きディス小屋を出発し、前日のトレイルを途中まで下り、目の前に見える急坂をところどころ鎖をたよりに慎重に登り、リードマッテン峠(2,919m)へ。峠の反対側にはエランの谷やダン・ブランシュ(4357m)などが見えます。岩場からザレ場を下り、平坦な草地、森などを歩き、花いっぱいのスイスシャレ―が立ち並ぶの可愛い村アローラ(2,067m)まで下ります(徒歩約5時間)。

食事

宿泊地 アローラ泊 [ホテル]

6

アローラ  発

トレッキング3日目

モアリー小屋  着

バス専用車でモアリー湖へ(約2時間)。歩きモアリー湖(2,248m)沿いのトレイルから、モレーン上のトレイルを歩き、グラン・コルニエ(3,961m)やダン・ブランシェ(4,357m)などの名峰を望みながらモアリー氷河のアイスフォールが迫るモアリー小屋(2,825m)へ(徒歩約5時間)。

食事

宿泊地 モアリー小屋泊 [山小屋]

7

モアリー小屋  発

トレッキング4日目

ツィナール  着

歩きモアリー小屋(2,825m)を出発し、湖畔のトラバース道をたどり、登り返してソルボア峠(2,837m)を越えて、ソルボア(2,438m)へ(徒歩約6時間)。
ロープウェイロープウェイでツィナール(1,675m)へ。

食事

宿泊地 ツィナール [ロッジ]

8

ツィナール  発

トレッキング5日目

グラン・ムンテ小屋  着

歩きツィナール(1,675m)より歩き始め、村の奥に伸びる林道を1時間ほど進むとやがて登りとなります。ジグザグの急登を登り、アップダウンを繰り返すトラバース道を進み、ガレた岩場と簡単な鎖場を越え、大きな岩のゴーロ帯をつめるとグラン・ムンテ小屋(2,886m)です(徒歩約7時間)。

食事

宿泊地 グラン・ムンテ小屋泊 [山小屋]

9

グラン・ムンテ小屋  発

トレッキング6日目
ツィナール  着/発
ツェルマット  着

歩きグラン・ムンテ小屋(2,886m)から往路をツィナール(1,675m)へと下山します(徒歩約5.5時間)。バス専用車でツェルマットへ(約2時間)。

着後、ツェルマットでゆっくりとお過ごしください。

食事

宿泊地 ツェルマット泊 [ホテル]

10

ツェルマット  滞在ツェルマット
での休日

終日、ツェルマットで自由行動。ご希望の方は、ヘルンリ小屋(3,260m)へのハイキング(徒歩約5時間)などにご案内します(ロープウェイ代個人負担)。【行程例:ロープウェイで、シュワルツゼー(2,583m)へ。岩がちな尾根道を登り、2015年に初登頂から150周年を迎えたマッターホルン(4,478m)の岩壁基部に建つヘルンリ小屋(3,260m)を往復(徒歩約5時間)。ヘルンリ小屋からは、マッターホルンの岩壁が頭上に迫ります。往路を慎重に下り、シュワルツゼーからゴンドラでツェルマットへ。】

食事

宿泊地 ツェルマット泊 [ホテル]

11
ツェルマット  発
ジュネーブ  着/ 発
 
中東経由都市 着/発
朝、専用車でジュネーブへ(約3時間)。
午後、ジュネーブ発中東経由都市で乗り継ぎ、東京へ。

食事

宿泊地 機中泊

12 東京   着 夕刻、東京(成田)着。

食事

 

※航空会社の都合や現地事情により、日程は一部変更される場合があります。

ご案内とご注意ご案内とご注意

●当社では、75歳以上の方には、ご健康に支障がない旨を確認できる健康診断書等のご提出にご協力をいただいております。なお、検診等にかかわる費用は別途必要となります。

 

 

【オートルート・トレッキング 山小屋と手荷物回送のご案内】

山小屋の設備

  • 各山小屋は、寝具・食事付きです。
  • 各山小屋により、寝室スペースは様々です。夏の山小屋の繁忙期となるため、大部屋(10人~20人利用)や、男女共同の相部屋となったり、反対にご夫婦でも別々のお部屋をご利用いただくこともあります。また、二段ベッドや三段ベッドを利用することもあります。段の上下などの場所の割り振りはご協力ください。現地にてツアーリーダーがご案内します。
    (例)8人部屋:2段ベッド×3つ + 引き出し式ベッド2つの組み合わせなど
      大部屋(10人~20人利用):3段ベッドや、雑魚寝の大部屋など
  • 各山小屋では、水(ただし1.5~2ℓサイズの大きいペットボトル)、アルコール類、ジュース、ちょっとしたお菓子、コーヒー、紅茶、お湯なども購入できます。
  • 各山小屋では、停電や電波障害のためにクレジット・カードが使えない場合があります。
  • 各山小屋の部屋には、コンセントがない場合が多いです。電池の充電などは難しい場合がありますので、スマートフォンやデジタルカメラなどの電池がなくなることが予想される方は、替えの電池(バッテリー)をお持ちください。
  • 各山小屋には洗面や手洗いのための水道がありますが、飲むことはできません。また、水不足の場合には水の使用制限がかかる場合があります。
  • 各山小屋には、洗濯場はありません(小物を洗う程度は可)。乾燥室およびハンガー類の備え付けもありません。
  • 各山小屋では、入り口で登山靴を脱ぎ、サンダルで過ごします。サンダルは山小屋に備え付けてありますが、繁忙期のため数が不足したり、サイズが合わなかったりする場合がありますので、軽くてかさばらないサンダルをご自身でお持ちいただいてもよいです。

 

《スーツケース、ダッフルバッグなどの先送りについて》

 ☆今回のトレッキングでは、スーツケースをロッジやホテルに先送りすることができます。

  • 4日目の朝にシャモニのホテルから、5日目に宿泊するアローラのロッジへ。
  • 6日目の朝にアローラのロッジから、7日目に宿泊するツィナールのロッジへ。
  • 8日目の朝にツィナールのロッジから、9日目に宿泊するツェルマットのホテルへ。

     

ザックに背負って歩く荷物は、上記の先送りする荷物を除いた個人装備(別途最低限必要な着替え、防寒着、カッパ、水、カメラ、その日の昼食/お弁当や行動食など)で、最大1泊2日分の荷物となります。トレッキングを楽しむためにも、ザックに背負う荷物は最少限度にとどめ、装備の軽量化につとめましょう。