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ツアーコード: CB00MB 25
バルカン半島の小さな国『ブルガリア』は中央にバルカン山脈が走り、南西部にはリラ山脈、ピリン山脈を擁する山国です。山岳景観と多様な植生が魅力の2つの国立公園で、ブルガリアの最高峰ムサラ山(2,925m)、大理石でできたビフレン(2,914m)の登頂と、地元の人に人気のハイキングをお楽しみください。この時期、山は固有種を含む高山植物がたくさん花を咲かせています。世界遺産のリラ僧院、ヴィトシャ山のボヤナ教会も訪れます。
リラ山脈の山麓リゾート「ボロベツ」に3泊、ピリン山脈の山麓リゾート「バンスコ」に2泊するゆったりとした行程で、登山やハイキング、街の散策をお楽しみください。
☆ブルガリアの3つの世界遺産を訪れます。
◯ボヤナ教会・・・ソフィア郊外のヴィトシャ山麓に位置する小さな教会。
13世紀に描かれたフレスコ画が高く評価されています。
◯リラ修道院・・・ブルガリア最大の正教会の修道院です。14世紀からは
ブルガリアの宗教・文化の中心を担っていま した。ブルガリア人の心の
拠り所であり、宝物も集められています。
◯ピリン国立公園・・・ブルガリア南西部に位置し、ギリシアとマケドニア
国境に接するピリン山脈に広がる国立公園です。部分的に氷河期の地形を
残しており、氷河湖、滝や小川、洞窟などが多数あります。
植生、動物相が豊かです。
催行状況※ | 出発日 | 帰着日 | 日数 | 料金 | ツアーリーダー | ボーナスPt |
---|---|---|---|---|---|---|
東京 | ||||||
06/18(水) | 06/27(金) | 10日間 | 東京発着料金680,000円 |
●燃油サーチャージ(2024年12月1日現在:目安約56,000円)が別途必要です。今後変更となる場合はご旅行代金ご請求の際にご案内いたします。
● ツアーリーダー(添乗員):東京から東京まで同行します。
● 最少催行人数:10人
● 食事:朝7回、昼6回、夕6回
● 一人部屋利用追加料金:88,000円
● 利用予定ホテル:Bクラス以上。
● 利用予定ホテル:ここをクリックしてご確認ください。
ブルガリアは東に黒海、 北にドナウ川、 南にトルコとギリシャ、西にセルビヤと マケドニアに面しています。国土の3分の1を山岳地帯が占める山国です。なかでもブルガリアそしてバルカン半島最高峰ムサラを有するリラ山脈はいくつもの高峰がある大きな山脈です。リラという名前はトラキア人由来だと考えられ、水が豊富な山という意味です。その名の通り、リラ山脈には 氷河湖が200以上あり、マリツァ川、 イスカル川、メスタ川などブルガリアを流れる大河の水源地もリラ山脈にあります。リラ山脈の大部分がリラ国立公園に指定されています。
このツアーではまずはリラ国立公園の中で氷河湖が点在するリラ七湖と呼ばれる標高2100mところまでリフトで上がり、3時間ほどのハイキングをします。雪解けとともに色とりどりの花が咲き出し、群生します。花好きの方には楽しいハイキングとなることでしょう。日程4日目にはいよいよ最高峰ムサラ山(2,925m)に登頂します。ムサラ山は日本の富士山と同じようにブルガリア人にとって人気の山で、普段は登山をしていない人でも登りたいと思う山です。ムサラ山にはゴンドラがあり、2370m地点まで一気に上がることができます。ゴンドラ駅から山頂までの標高差約560mをゆっくりと登っていきます。途中、年によっては残雪があったり、少し急な岩場などがあったりしますが、特別な技術は必要なく登ることができます。お天気が良ければ、山頂からはリラ山脈のたくさんのピーク、バルカン山脈、ピリン山脈などを見ることができます。
山岳景観と花が魅力のムサラ山
リラコザクラの群生
ピリン山脈はブルガリアの南西部、マケドニアやギリシャとの国境近くに位置する大きな山脈です。ピリン国立公園には固有種はじめ多種多様な植物が生息しています。針葉樹の森林は公園の大部分を占めていて、 そのうち特に有名な一本の木は1300年のブルガリアの歴史を見たボスニア松のバイクシェヴァ・ムラと呼ばれています。動物相も豊かで、ヒグマやオオカミ、キツネ、鹿、さらに鷹や鷲などの鳥類などもみることができます。 ピリン国立公園は「優れた自然美を持つ地域」として1983年に世界遺産に登録されました。この旅ではピリン山群の最高峰にしてピラミダルな山容で人気の高い国内第2位の高峰ビフレン山(2,914m)の登頂を目指します。標高1960mのビフレン小屋から登り始め、はじめは低い針葉樹の森を歩き、花が咲く草原地帯を越えて、最後は砂礫帯を登って行きます。砂礫帯にも小さな高山植物があちらこちらに咲いていて、飽きることがありません。山頂からはこのピリン山脈の個性的な山容をみることができます。
大理石の山に咲く高山植物
日程 | 発着地 | スケジュール/食事/宿泊地 |
---|---|---|
1 |
東京(羽田) 発
イスタンブール 着
|
夜、東京(羽田)発イスタンブールへ。 食事--機 宿泊地 機中泊 |
2 |
イスタンブール 発
ソフィア 着 |
早朝、イスタンブール着。乗り換えてソフィア(550m)へ。 専用車でソフィア市内のホテルへ。その後、徒歩でソフィア市内観光。 昼食後、自由行動。 食事機昼ー 宿泊地 ソフィア泊 [ホテル] |
3 |
ソフィア 発ヴィトシャ山
世界遺産ボヤナ教会見学
ボロヴェツ 着
|
専用車でソフィアのシンボルである近郊の山、ヴィトシャ山へ。ヴィトシャ山の北西側のゴールデンブリッジエリアから歩き出し、石の川と呼ばれる大小の石が川のように流れている箇所、トウヒやブナの美しい森、ビトシャ山を一望できる展望所などソフィアっ子に人気のハイキングコースを歩きます(徒歩約3時間)。午後、ヴィトシャ山の麓に立つ世界遺産のボヤナ教会を見学します。 専用車でボロヴェツへ。 *ボロヴェツにはゆったり3連泊します。 食事朝昼夕 宿泊地 ボロヴェツ泊 [ホテル] |
4 |
ボロヴェツ 滞在リラ国立公園 |
専用車でブルガリアで最大の面積を誇るリラ国立公園のピオネルスカ小屋(1,520m)へ。ここからチェアリフトに乗って2,100m地点へ。山上に散らばるリラ湖群のいくつかの湖を巡るハイキング(徒歩約4時間)。ボロヴェツへ。 食事朝昼夕 宿泊地 ボロヴェツ泊 [ホテル] |
5 |
ボロヴェツ 滞在
ブルガリア最高峰 ムサラ山登頂
|
ゴンドラで登山口のヤストレベッツ(2,369m)へ上がります。ほぼ平坦な登山道をムサラ小屋へと進み、その後、いくつかの台地状の丘とガレ場の登りを繰り返し、頂上に測候所のあるムサラ山(2,925m)に登頂。リラ山脈の雄大な景色を楽しんだ後、往路を下ります(徒歩約6時間)。ゴンドラでボロヴェツへ。専用車でホテルへ。 食事朝昼夕 宿泊地 ボロヴェツ泊 [ホテル] |
6 |
ボロヴェツ 発ユネスコ世界遺産
バンスコ 着
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専用車で世界遺産の「リラの僧院」へ。色彩豊かなフレスコ画に飾られた教会やそれを取り囲む僧房を見学します。 午後、周辺で軽ハイキングを楽しみ、バンスコ(925m)へ。 食事朝昼夕 宿泊地 バンスコ泊 [ホテル] |
7 |
バンスコ 滞在第2の高峰 |
専用車で世界遺産のピリン国立公園のビフレン小屋(1,960m)へ。松林から低木樹林帯を登り、開けた台地へ出ます。やがて低木も少なくなり、草が生える広い砂礫帯を登り山頂へ続くコルへ。目の前に聳える大理石の山頂部をジグザグにゆっくり登り、ビフレン山頂(2,914m)へ。往路を下ります(徒歩約7時間)。バンスコへ。 食事朝昼夕 宿泊地 バンスコ泊 [ホテル] |
8 |
バンスコ 発 ドバルスコ村 着/発 テオドール教会見学 小さな村のハイキング
プロブディフ 着 |
専用車でドバルスコ村へ。村にひっそりと佇むテオドール教会を訪れ、鮮やかな壁画やイコンを鑑賞します。ゴルノ ドラグリシュテ村へ向かう途中で村はずれののどかな田園地帯、草原、遠くに山が見える好展望の丘などを歩きます。(徒歩約1.5時間) ゴルノドラグリシュテ村の民家でブルガリアのお母さん手作りの家庭料理をお楽しみください。 専用車でブルガリア第2の都市プロブディフへ。 食事朝昼夕 宿泊地 プロブディフ泊 [ホテル] |
9 |
プロブディフ観光
プロブディフ発
ソフィア 着/発
イスタンブール 着
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徒歩でプロブディフを観光します。ローマ時代の遺跡や民族復興期の豪邸などをめぐります。 専用車でソフィアへ。 夜、ソフィア発イスタンブールへ。 食事朝昼機 宿泊地 機中泊 |
10 |
イスタンブール 発 東京 着 |
イスタンブールで乗り継ぎ、東京へ。 夕刻、東京(羽田)着。 食事機 |
※航空会社の都合や現地事情により、日程は一部変更される場合があります。