Alpine Square / アルパイン広場
9月1日出発「悠久なる大地へ 秋のユーコン縦断ハイキング9日間」
ユーコンとは？
カナダの北端、アラスカと北極海に隣接する絶景の宝庫です。面積は日本の約１．３倍ありながら人口は４万人弱。大地のそのほとんどが氷河と、氷河が作りだした手つかずの世界はまさに「悠久の大地」。カナディアンロッキーとは全く異なる大自然を体感できる場所です。
19世紀後半には、ツアーの拠点になる都市ドーソン・シティで金が発見され、ゴールドラッシュに沸きました。今もなお採掘されていますが、歴史を感じる景観や施設が多く残っています。今回はツアーの中で、砂金採り体験も行いましたが夢中になってしまいます。
ゴールドラッシュゆかりの地
たった10日間の秋世界
ユーコンの秋はたったの10日間と言われています。
アスペン、カバ、ウラシマツツジ、ブルーベリー、、
様々な木や植物が赤や黄色に染まりどこまでも広い秋の世界。
時間の流れもゆっくりのように感じます。
ホワイトホースからドーソンシティに向かう道も美しい道が続きます。
展望休憩やトイレ休憩を頻繁にとりながらの移動は
ユーコンの懐の広さを体感できる時間でした。
たった10日間の秋世界
ハイキングを楽しむ
「う～ん、あの辺りにブルーベリーがいっぱいありそうですねぇ。
じゃ、あそこ歩きましょうか！」
アラスカとの国境に向かう道・トップ・オブ・ザ・ワールドを走りながら、
そんな感じでこの日の歩く場所が決まりました。
前日は整備されたトレイルで山を望む展望地へご案内しましたが、
この日は道なき道＝オフトレイルを楽しみました。
駐車場？ありません、道路脇です。
トイレ？ありません、いやむしろ、どこでもどうぞ。
トレイル？ありません、横並びでお好きな道を。
ブルーベリー？ありすぎます、お好きなだけ（お腹壊さないように！）。
ツンドラのふわふわした大地を歩いていたのは私たちだけでした。
雷鳥の大家族に出会ったり、ヘラジカのツノを見つけたりと野生との距離が近い。
このユーコンという世界は自然が好きな方には贅沢そのものです。
このどこまでも広い大地を私たちのグループ
夜はオーロラ観賞☆
ユーコンはオーロラが見られる土地としても有名です。オーロラは冬しか見られないという印象をお持ちの方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。日照時間の関係から冬の方が長い時間チャンスがあるのは確かですが、秋もとてもよいシーズンです。気温も氷点下になるかならない程度なので長時間、外にいることも苦になりません。
ドーソンシティに到着した日は快晴、期待してオーロラ観測場所に向かうと・・・まだ薄明るいのにも関わらず、空には揺れる光が！暗くなってからも何度も揺れては広がりを繰り返していました。23時から夜中2時まで飽きることなく、神秘の光を楽しむことが出来ました。
なお、オーロラを楽しんだ翌日は11時くらいのブランチ（朝食兼昼食）とゆっくりなのでご安心を。
夜空に躍る神秘の光