Alpine Square / アルパイン広場
Tour Q&A / ツアーQ&A
ときどきいただく重要な質問にお答えします。
ご質問はメールで info@alpine-tour.com 宛にお寄せ下さい。
- Q. 参加にあたって「年齢制限」ありますか?
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A. いいえ、ございません。コース内容をご検討いただき、ご不明な点はご相談ください。これなら大丈夫、とご判断いただくことが大切なことだと思います。
「アルパインは、75歳以上は健康診断書を出せとか面倒なことを言うから、きっと75歳以上だと歓迎してくれないのだろう。」などと誤解されているかもしれませんが、そんなことはありません。毎年たくさんの75歳以上の方々にご参加いただいております。加齢とともに体力低下や身体のどこかに変調をかかえるようになるのはいたしかたないことだと思います。しかし、年齢だけでは健康度合いは判断できません。普段から健康維持につとめられ、存分に山歩きを楽しまれている方ほど若々しく見えるものです。「ツアー・メンバーの中では自分が一番年長だろう、などと思っていたけど、もっと年長の方がおられて励まされた。」というお声も聞いております。
でも、油断は禁物です。ご出発前とご旅行中の健康管理には充分お気をつけいただき、心ゆくまで世界の山旅をお楽しみください。 - Q. 健康診断はやらなければいけないの?
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A. 標高3,800メートル以上の高所に宿泊するコースでは、所定の健診をおこなっていただくようお願いしています。
高所では、低所で生活している私たちにとって予期せぬ症状があらわれます。急性高山病では頭痛は必発で、不眠に悩まされたり、疲労感が倍増したり、急な環境変化から発熱や下痢など「こんなはずではなかった」と思わせる状態に陥ることがあります。症状がひどくなれば、肺水腫や脳浮腫を発症し、死に至ることもあります。最近、山での突然死がクローズアップされてきました。「えっ、あの人が」と思われるような人が、山歩き中に亡くなってもいます。登山者は、自分自身の健康状態についてしっかり把握しておかなければいけないと思います。健診の結果思わぬ病気が発見されることだってあります。もし、そうだったらめっけものではないでしょうか。「山へ行くために健診したら、病気の早期発見につながった。」なんてケースもあるのです。かく言う私もそうでした。定期健診のとき「どうも貧血気味で、頻脈だな、検便も黒いし・・・」と感じていたら案の定十二指腸潰瘍出血のおそれと不整脈で、すぐ大学病院に送られました。あのとき健診がなかったら、きっと忙しい仕事にかまけたまま、ストレスの谷間から抜け出そうと山へ行き、無理をして下血したかも知れないし、もしかしたら脳梗塞を起こしたかも知れません。75歳以上の方には、山旅が健康上の支障にならないことを確認してもらっています。かかりつけのお医者さんから診断書をもらうのがよいのですが、定期健診の判定結果でもかまいません。ご自身の健康を見直す機会ととらえていただき、「余計なこと要求しやがって」などとおっしゃらないで、ぜひご協力ください。ご自身のためであり、ご家族のためであり、ツアー仲間のためでもあります。ご自身の健康状態を知っておくことは登山者としての責務であると考えています。 - Q. 旅行保険は必要ですか?
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A. はい、必ずご加入いただくようおねがいしております。
海外では航空機関(国際線、国内線、小型飛行機、ヘリコプター等)による万一の事故に際しての補償限度額が極端に小さい場合があります。また、その他の運輸、宿泊などの利用機関の補償額もさまざまで、日本の常識レベルにほど遠いものが数多くあります。さらに国によっては、医療費などが高額な場合もあります。山岳地帯や発展途上国での予期せぬトラブルに対して自分自身の任意保険に頼らざるを得ないことが多いのです。実際、過去山中でご参加者が病気になられたケースもあり、そのような場合はヘリコプターでの搬送もおこなってきましたが、多くの場合任意保険が活用されてきました。重篤なケースでは、日本からご家族が出向いたこともありましたし、日本への緊急移送もありました。もし、このようなケースで保険が利用できなかったらと考えると、私どもは「必ず保険にご加入ください」と言わざるを得ないのです。保険加入は、ご自身のためでもあり、ご家族のためでもあります。なお、山岳団体等が窓口となる年間契約の登山保険や共済制度には、補償額が充分でなく、海外での保険会社系列のアシスタント会社による現地サポートが受けられない場合が多く見受けられますので、海外旅行には不向きではないかと思われます。 - Q. ハイキングとトレッキングの違いは?
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A. 厳密な定義の違いはありません。同意語ととらえています。
いずれも「歩くこと」を目的とした旅のかたちですが、英語の語感ではハイキングの方はむしろ「山麓歩き」といった印象が強く、トレッキングは、語源ともされている「牛馬で行く旅行」といった感じがあります。日本で「トレッキング」という言葉を山岳地での旅行や山麓歩きを表す言葉として使い始めたのは、当社の創業からと申し上げてもよいかと思います。当時、当社は「ネパール・ヒマラヤ・トレッキング」として商標登録していたのですが、近年になってトレッキングが一般名詞化されてしまい、登録の継続ができなくなってしまいました。しかし、当社が使用している「日本の山旅」と「世界の山旅」は山脈のイラスト付きで商標登録(No.4679071〜2)されております。余談になりましたが、結論は「ハイキング」も「トレッキング」も「山を歩く旅=山旅」であるということです。どちらかと言うとハイキングの方がやさしい感じがするかもしれませんが、当社としては、どっちがやさしいとか厳しいとか、という意味では使っておりません。当社の山旅は、登山・トレッキング専門会社ですから、一般観光旅行会社が企画するハイキングツアーで目にするような、一週間や10日間のツアーでも歩く日はほんの数時間のハイキングが1、2回だけで、後は観光地巡り(お土産屋さんも)というようなものではありません。本当に山好きな皆さまにはきっと充実した山旅をお楽しみいただけると思います。 - Q. ツアーリーダーって、添乗員とは違うの?
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A. 旅程管理とお客さまのお世話など、おこなう仕事は同じです。
旅行日程を管理する主任の者は、「旅程管理主任者」の有資格者でなければなりません。「ツアーリーダーの紹介ページ」のプロフィールの氏名の脇に【旅】のマークが付いている者は有資格者です。当社のツアーリーダーは、海外在住者と一部の新人を除き、その資格を有しています。当社では、登山・トレッキングのグループ・リーダーとしての役割と旅程管理能力を併せ持つ者をツアーリーダーと呼んでおります。そのため、ツアー募集の条件欄には、ツアーリーダーは同行しますが、添乗員は同行しませんと記載しております。ツアーリーダーは、山旅中には現地スタッフたちのボスでもあり、ツアーメンバーのリーダーであり、ときにはエンターテイナーでなくてはなりません。決して添え乗りではない、ホスピタリティーあふれる、当社のツア ーリーダーは、 きっと皆さまの山旅のお役にたちます。 - Q. 旅行代金と燃油サーチャージが別建て表示なのはどうして?なんで総額表示にしないの?
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A. 燃油サーチャージが下がった際に、ご負担額をわかりやすくするためです。
燃油サーチャージを込みにした総額表示の旅行代金の場合に、「燃油サーチャージが変動したり、廃止された場合でも旅行代金は変わりません。」と注意書きがされていることがあります。この場合には、燃油代が下がっても廃止されても返金はないことになります。当社では、総額表示をしていたカタログ掲載ツアーでも、燃油代が下がればその分を返金してきました。現在、燃油サーチャージの基準となる、シンガポールケロシン(石油)市況は下がり続けていますので、燃油サーチャージはもっと下がるか、もしかすると廃止される可能性もあります。 - Q. スニーカーではだめですか?
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A. 場所によってはOKですが、山中では必ずくるぶしまで包むハイキングシューズを履かれることをおすすめいたします。
快適で安心安全なトレッキングのためには、コースに適したシューズを履かれることが肝心です。山道にはジャリがあったり、段差があったり、ぬかるんでいたりしますから、捻挫予防や疲労軽減のためにも、くるぶしまで包み込むハイキングシューズを履かれることをおすすめいたします。無雪期の一般コースであれば、底が堅くて甲皮が厚くて重い登山靴までは必要ありません。軽いスニーカーは、入山までと下山後でご使用ください。山中でもテントやロッジに入ってから付近の村々を散歩したりするときにはスニーカーは便利です。でも、足先が出ているサンダルはおすすめいたしません。もし、足指を傷つけたりしたら、せっかくのトレッキングが台無しです。 - Q. 体力が心配だけど、私でもだいじょうぶ?
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A. 普段から山歩きされている方なら大きな問題はないと思います。山登りはまったく初めて、階段でなくいつもエレベーター、とおっしゃる方はちょっと問題かもしれません。
どのような山をどのくらいのペースで歩かれておられるか当社スタッフにおっしゃっていただければ安心の目安になるのではないかと思います。遠慮なくおたずねください。トレッキングは、歩行力や荷物を背負う力よりも環境順応力が重要です。風邪をひかないとか、下痢をしないとか、日中の強い日射や朝晩の寒さに気を付けるとか、防衛的に体力を維持できることが求められます。 - Q. キリマンジャロでは個人ポーター雇えるの?
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A. キリマンジャロ登山に際して、当社では、登山者が持つべき荷物について次のように考えております。
キボハットからの登頂日に、出発時点からまったくの空身で歩行することは止めるようツアーリーダーに指導しています。理由は、未明の出発となり、周囲はまっくらですから、もし、ポーターに荷物を預け、そのポーターとはぐれてしまった場合には、飲料水も、行動食も、予備電池も、防寒着も、手元になく、極めて危険な状態に陥る可能性があるからです。またザックを背中に背負うことは、それだけでも防寒的効果を高めることになります。仮にポーターに荷物を預けるとした場合、何を預けることになるのか考えてみますと預けられるものは、予備の飲料水と予備のフィルム、カメラくらいと思われます。この程度の軽量化では体力温存の効果性は高くないと考えざるを得ません。もちろん、現地のたくましいガイドたちが同行していますから、危急時にはツアーリーダーやガイドが援助の手をさしのべますのでご安心ください。安易にポーターに荷物を預けて6千メートル近い高峰に登ることは、意外と危険に身をさらすことになる、と私どもでは考えております。しかし、ネパール・ヒマラヤのように、明るい昼間に地元に暮らす人々の生活道ともいえる道をのんびり歩くトレッキングでは個人ポーターを伴うことはもちろん可能です。 - Q. スークーニャン(四姑娘)山でトレッカーの乗馬用に馬を使わないのはどうして?
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A. ぬかるみのトレイルがさらに壊れ、馬糞公害をまきちらす恐れが大きいので、当社では大型物資輸送と危急時対応の他には馬を使用しておりません。
スークーニャン山麓トレッキングは、1983年から開始しました。20数年前のリーロンの村にはいまのようなホテルは1軒もなく、質素な招待所を利用しておりました。しかし、近年になってからスークーニャン山麓のブルーポピーや高山植物が日本でもよく知られるようになって、多くの旅行会社が企画するようになりました。リーロンに立派なホテルが建設され始めたときには、ほんとうに驚きました。ああ、ここもまた近代化の波に洗われ、田舎の村ではなくなるのか、と寂しさも感じました。重量何百キロもの馬と人がぬかるんだ道を列をなして進んだらトレイルは壊れ、馬上からではトレッキングらしさも感じられないはずです。そんなわけで、当社では、「自分の足で歩く」という山登りの基本を大切にしてゆきたいと考えております。利便性向上のためならなんでもかんでも山の中に持ち込むことが顧客満足につながるとは思えないのです。米国やカナダでは、乗馬で山野逍遥を楽しむ「ホースバックライディング」も盛んです。このような場合。馬用のトレイルが別にあったり、入山人数制限をしたりして環境保全が配慮されています。当社でもハイシェラの山々でジョンミュア・トレイルを馬で行くコースをご用意しております。 - Q. 登山経歴をなぜ書くの?ちゃんと見てるの?
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A. ごめんどうかけて恐縮です。もちろん拝見しております。
滅多にあることではありませんが、コースによってはまったく山歩きが未経験の方にはちょっとご無理では、と申し上げなくてはならないときもございます。また、当社社員がお電話で最近の登山の様子などをうかがうこともございます。せっかくの山旅ですから、もう二度と山なんか行くものか、と思われてしまったら、その旅は失敗だからです。登山やトレッキングは足並みがそろい、みんな笑顔が一番です。ときには体調がわるかったりして、ちょっと遅れ気味、という方もおられますが、どうか、山の仲間として、お互い暖かく接することができれば、と思っております。もちろん、同行ツアーリーダーは足並みがそろうように、ゆっくりと歩を進めますので、ご安心ください。 - Q. 箱根駅伝なら20分だけど、どれだけ遅れてもいいの?
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A. 見える位置、聞こえる範囲が安全圏、と考えております。
登山・トレッキングの安全管理の基本は、自集団形成です。すなわち、集団としてまとまっていることです。メンバーがてんでんばらばらでは危急時対応はできませんし、道迷いの原因になります。そんなわけで、ツアーリーダーは山中での行動中いつも自集団形成を心がけています。とはいえ、まるで昔の山岳部や軍隊のように一列縦隊で一糸乱れずではありません。例えば、ニュージーランドのミルフォードやルートバーン・トラックのように、先頭のガイドの後を自分のペースでのんびりと歩くことができるコースはけっこうあります。すなわち、ルート(トレイル)が明確で迷いようのないところでは、マイペースで自由歩行ができるのです。しかし、分岐が多く、トレイルも整備されていないような、ガラ場や切れ落ちた巻き道など要注意箇所では集団形成することになります。ツアーリーダーの注意喚起が聞こえる範囲で、メンバーとツアーリ-ダーがお互い視認できることが安心にもつながります。箱根駅伝は、母校のタスキが20分遅れると次の走者は白タスキになってしまいますが、当社の登山やトレッキングでは、どんなに遅れても、たった一人にはなりませんので、ご安心ください。ツアーリーダーや現地ガイドが必ずタスキをつなげます。 - Q. ヘリコプターなどの救援費用は現地で現金払い?立替は?
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A. 救援費用は、海外旅行保険の活用を前提としています。もし保険がなければ、その場で現金が必要とされるおそれがあります。
高所トレッキングでは高山病を悪化させないために急いで低所に下り、病院へ向かわなければならないことがあります。ヒマラヤ山中では医療機関がないためにヘリコプターをチャーターしなければなりません。最低でも数十万円以上の費用がかかります。高山病以外の傷病でも、緊急時には当社の判断で、精算も事後処理(立替)としてヘリ・レスキューなど救助要請を発動することがあります。どうか、ご参加者の皆さまも我慢や無理をなさらずに早め早めに遠慮なく体調の不良などお申し出ください。 - Q. 高山病に効く薬はありますか?
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A. 治療(予防)にダイアモックスが有効といわれています。当社が高所トレッキングご参加者にお渡ししている「海外トレキング対策ノート(監修=増山茂医師)」では次のように説明しております。
--以下引用--
“ダイアモックスの商品名で知られているアセタゾラミドという内服薬は、脳の呼吸中枢を刺激する作用があり、低酸素で「眠ってしまった」脳を刺激し、酸素を取り込みやすくすることから高山病に効くとされている。この薬は、高山病の治療に、またケースによっては予防に使うことができる。予防的服用の例としては、低所から急激に高所へ航空機移動するような場合や、山小屋の場所が限られていて一日の標高差が1,000mもあるようなコースの場合、また過去に高所馴応ができなかったり、夜間就寝中に周期性呼吸を起こし、睡眠障害のある場合などがあげられる。治療の場合は重症度にもよるが、一日あたり250〜500mgを目安とする。予防で使用する場合は、高度を上げる日の朝に125mgか250mgを服用。もしくは、目的地に着いて症状が出そうと感じた場合に服用する。副作用として顔面や手足のしびれを感じることがある。現在日本では、医師の処方箋がなければ薬局でダイアモックスを購入することはできないが、現地のトレッキング会社が準備したものを使うことができる。”
--引用ここまで--
ダイアモックスは高山病の万能薬ではありませんし、車酔いの酔い止め薬的でもありません。決して「これがあるから大丈夫」などと思わないでください。対策ノートでは急性高山病の予防や対処法についても概要を説明しております。 - Q. 出発直前のあいさつ電話はないの?
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A. まことに勝手ながら、遠慮させていただいております。ご一報たまわればすぐにかけ直します。
ツアー出発前に添乗員や担当者がお客さまに電話する旅行会社も多いようです。当社の場合、アンケートを拝見していると「電話不要、わかっているからいいよ」といったご意見から「安心できるから電話がほしい」といったご意見までございます。当社では、かえってお客さまをわずらわせることにもなるかと思い出発直前のあいさつ電話はご遠慮しております。もちろん、どんなことでもご出発前に気になることがございましたらお電話一本頂戴できれば、担当者からすぐにかけ直しさせていただきます。 - Q. 参加者名簿をどうして配るの?
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A. 仲間意識の高まりと友だちづくりに役立てば幸いです。
登山・トレッキングが目的の山旅ですから、どこのだれだかわからない人と山歩きするのはちょっと気分がよくない、と感じられても当然と思います。そこで当社では従来、ご許可いただいた方は詳細住所を名簿に記載してまいりましたが、万一その名簿が紛失された場合等の危惧もあり、このたび、ご参加者のご住所は都道府県までの記載とさせていただきました。山旅中、ご連絡先の交換などにより、山仲間づくりの機会としていただければ幸いです。 - Q. 単独参加でも追加料金はないの?
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A. お一人部屋のご希望がなければいただきません。
特別に一人部屋をご希望されなければ、追加料金はいただきません。一般的に観光パッケージツアーの場合、単独参加ですと一人部屋追加料金を請求されることがあります。費用負担だけ考えると単独参加者にはつらいものがありますが、これは、見ず知らずの人との相部屋を避けるための方法で、バスに乗って観光し、ホテルに入ってドアを閉めたら皆他人、といった団体観光旅行ではいたしかたのない方策でもあります。
当社では、山旅という性格からご参加者同士が共通の趣味を持たれ、話題も豊富であろうことから、相部屋制をとっています。男女別の参加者数が奇数の場合、どうしても一人部屋が出てきますが、このような場合にはツアー中順繰りに一人参加の方にご利用いただいております。
お一人でも参加できるアルパインツアーなら、きっと愉快な山仲間に出会えます。 - Q. インターネットで申し込みできないの?
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A. カタログ請求やツアーご参加の「仮予約」は当社ホームページからでも承っております。ぜひご利用ください。
こちらのお問い合わせページから請求画面に入り、必要事項を入力して送信してください。「問い合わせ」ボタンから「メール画面」に入ることができますのでご予約やご質問などお寄せください。 - Q. 旅行代金、ちょっと高めですか?
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A. いいえ、そんなことはないと思います。
旅行商品は、パーツの組み立てから出来上がっています。航空会社やバス会社などの運送機関や、ホテルや旅館などの宿泊施設、食事や現地のガイドやポーターさんなど、それらのコストの組み合わせから旅行代金が設定されています。しかし、旅行代金が設定される際にもっとも大きな要素をしめるのは、催行人数ではないかと思います。10人で催行する場合と25人や40人で催行する場合では参加者一人あたりのコストはずいぶん違ってきます。ですから、新聞広告で目立つ、量販型ツアーのように観光地を大型バスで忙しく巡る大きな団体ツアーとは価格面では比較ができません。
当社の場合、ツアーの行く先は山岳地帯や辺境の地が多く、大人数での同一行動には適していません。まだまだ改良の余地を残しておりますが、企画と運行にも工夫を重ねています。だいたいどのツアーも10人から12人ないし15人程度を1グループとしています。たまたま人気コースに25人もお集まりいただくことがございますが、グループを二つに分けて運行するよう努力しています。
当社は、ご参加者の皆さまから「行ってよかった」と言っていただける企画と運行にこれからも励んでまいります。