Alpine Square / アルパイン広場
7月5日出発 「絶景の山小屋泊りで巡るドロミテ・アルプス名峰展望ハイキング10日間」
ドロミテとは!?
イタリアの北東部に広がる山岳地帯、ドロミテ・アルプス。独特的で美しい自然景観と地質学的価値から2009年に世界自然遺産に登録されました。かつての海が約4000万年前の大陸衝突の隆起、その後氷河で鋭く削りとられて生まれた山塊です。ドロマイト(炭酸マグネシウムを多く含む石灰岩:苦灰岩)と名付けられた白い岩塊が広がることから「ドロミテ」と呼ばれるようになりました。約15,000平方kmと長野県のひと回り大きいこのエリアには、スイスにも負けない程のトレイルが存在しています。
ドロミテにはマッターホルンやアイガーのような知名度の高い山は少ないかもしれません。まだメディアも多く入っておらず、スイスに比べると知名度も低いと言えるでしょう。しかし、一度足を踏み入れてみればその圧倒さたるや!是非ご案内したい素晴らしいエリアです。
本ツアーでは、このドロミテエリアのそれぞれ違った山群の懐に飛び込み、山小屋に宿泊しながらその魅力に迫る内容を提案しています。
ドライ・チンネンと偶然居合わせたリャマ
山小屋の宿泊
アルプス地方の山小屋にはどんな印象をお持ちでしょうか。気になる4点を簡単にご紹介。
【お食事について】
山小屋の食事は小屋で調理され温かい食事が提供されます。スパゲッティやカツレツ、鴨肉ステーキが出た山小屋もありました。飲み物もソフトドリンクは勿論、ビール、ワインも揃っています。山中で飲む一杯は格別です。
【就寝スペースについて】
二段ベッドになる場合もありますが、基本的に一人ひとりの寝るスペースが確保されています。小屋により2人部屋から10人以上の大部屋になる場合もあります。欧州の方は朝はゆっくりなので、日の出前後は静かに動きます。
【シャワー、トイレなどの設備について】
多くの小屋でシャワーがあります。今回宿泊した4つの小屋には全て完備されていました。トイレもほとんどが水洗でとてもきれいです。
【立地】
朝の日の出と夕方の日没の時間は何よりも贅沢な時間です。山小屋に宿泊する最大の魅力と言えるのではないでしょうか。日本の山小屋に宿泊経験があればそれほど違和感なくお楽しみいただけると思います。
小屋の目の前から広がる絶景
岩山と花を愛でる旅
7月の花の最盛期に歩くことができました。
どこに行っても絵になる風景と足元には色とりどりの花たち。
一枚の枠に収めることがとても難しいほど、山も花もスケールが大きすぎます!
山だけを撮ってもよし、花だけを撮ってもよし、両方撮ってなおよし。
私も美しい景観にいつも以上に写真を撮ってしまいました。
アルペンローゼやエーデルワイス、様々なリンドウを始め、
多くの花たちが山歩きをより一層楽しませてくれました。
是非、一度足を運んでいただきたいコースです。
ドロミテアルプスを彩る高山植物たち