Alpine Square / アルパイン広場
【エリア紹介】 モロッコ最高峰ツブカル山
モロッコ最高峰ツブカル山（4,167m）
ツブカル山はアフリカ大陸北西部に位置するアトラス山脈（全長2,400Km）の最高峰です。同時にモロッコ最高峰でもあり、北アフリカ最高峰でもあります。一般的な行程は登山口となるイムリル村から２泊３日の山小屋泊で登ります。登山適期は6月、初日はベルベル人たちが暮らす村を抜け、途中りんご狩りを楽しみながら標高差約1,500mを登ります。所々に茶屋があり、新鮮な絞りたてフレッシュジュースを味わうことができます。山小屋は標高3,200m地点にあります。小屋で使うシュラフや着替えは、ラバが運搬してくれるサービスがあり、小屋にはホットシャワー付帯しています。2日目は暗いうちにスタートです。標高差1,000mを往復します。アフリカらしい茶色の岩峰をひたすら登り続けます。アフリカといえども山頂付近は気温がかなり低く、6月でも降雪がある場合もあります。やがて稜線に出ると山頂がくっきりと姿を現し、山頂からは360度の大パノラマを楽しむことができます。
登頂後ガレ場を慎重に下る
まさに「アラジン」の世界
モロッコはアフリカ大陸の北西にあり、東にアルジェリア、南に西サハラ、西に大西洋、北に地中海と接しています。アフリカ大陸に位置していますが、イスラム色（治安は落ち着いている）が強く全体的なイメージは中東に近い雰囲気です。イスラム圏は私たち日本人にとっては日常生活では絶対に見ることはない異国情緒を味わうことができます。早朝からアザーン（礼拝への呼びかけ）が響き渡り、街中を歩く人々は、男性はターバンを巻き、女性はヒジャブと呼ばれるスカーフを纏います。市場は迷路のように複雑で、幅の狭い道にはひしめき合うようにたくさんの店が連なっています。綺麗に盛られたスパイス、煌びやかに並べられたバブーシュ（モロッコのサンダル）、銀細工などが次々と目に飛び込んでくるように展開し、広場では大道芸人が吹く笛に合わせて壺からハブが顔を出しています。まさに「アラジン」の世界がそのまま現実化された世界が広がっています。
世界遺産マラケシュの旧市街を散策