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Alpine Square / アルパイン広場

シュラードミング&ダハシュタイン・タウエルン縦走トレッキング

シュラードミング&ダハシュタイン・タウエルン縦走トレッキング

このツアーが生まれた背景。

新企画は色んな背景があり生まれます。今回のダハシュタインとシュラードミングの企画も現地に住まうガイド:ヴォルフガング氏からの提案で生まれました。「故郷の誇る素晴らしいエリアに日本の皆さんに紹介したい!」という思いから5年前にアルパインの門を叩き、当社社長の芹澤と度重なる協議の上、下見を経て生まれたのが本企画です。ヴォルフガング氏は日本が大好きで、仕事で埼玉に3年住んでいたこともあり日本語堪能。歴史にも詳しく大変楽しませてくれました。
※写真右がヴォルフガング氏、左がもう一人の現地ガイド:マティアース氏。シュラードミング縦走路から少しそれて行ける山頂、ランガーコークシュピッツェ(2471m)にて。

ランガーコークシュピッツェ山頂にてランガーコークシュピッツェ山頂にて

ダハシュタイン縦走

東京から直行便でウィーンへ。世界遺産ハルシュタットを散策後、展望台へ。大展望の中、昼食をとります。ロッジ前方には氷河を抱くシュラードミング山塊が望めます!二泊三日の縦走が始まります。初日はファイブフィンガーの展望台や山の教会へ行ったりと足慣らし。メイン画像で上げた石灰岩が広がるカルスト台地、かつての海が隆起し月面を思わせる白い岩肌の中を歩きます。多くの高山植物と特異な景観、すれ違うトレッカーもほとんどおらず贅沢な縦走を楽しみます。最後は氷河の上を歩いてゴールの展望台へ。途端に観光客が増えましたが達成感たっぷりでした!

ダハシュタイン縦走の始まり!ダハシュタイン縦走の始まり!

足元を彩る高山植物たち

今年のヨーロッパはとても暑く例年より2~3週間、植物が早いと言われています。訪れた8月上旬は見られるか心配していたのですが、なんのその。数えきれないほど多くの花を見ることができ驚きました。チョウノスケソウ、キンポウゲ、アネモネ、サクラソウ、クワガタソウ、チドリ、コゴメグサ、アルペンローゼ、リンドウも数種!長い縦走路ではお花に元気をもらうこともしばしば。花を知ると山がもっと楽しくなりますね!

 

英語名はDWARF SOAPWORT英語名はDWARF SOAPWORT

シュラードミング縦走

シュラードミング山域は危険な岩場と長すぎる行動時間を避けるため、一泊二日と二泊三日に分けて堪能しました。山域が近いにも関わらずこちらのエリアは水が豊富。緑が一気に増え、滝や多くの湖に癒されながらのトレッキングとなりました。こちらもトレッキング中にすれ違う日本人は皆無、外国人トレッカーも少数でした。誰が言ったか「ここにはよい山の全ての要素がある。ないのは知名度だけ。」まさにその通り!こういった世界の隠れた絶景をご案内できる幸せを実感しました。同時にこの素晴らしい場所をもっと多くの人にご案内したいと切実に思うところです。是非足を運んで実際に見てください!山小屋泊のトレッキングを十分に満喫した後、最後は世界遺産ザルツブルクの観光もして帰国となりました。塩のお土産は欠かせません。

湖が点在するシュラードミング湖が点在するシュラードミング