Alpine Square / アルパイン広場
【エリア紹介】 台湾第二の高峰・雪山
台湾第2の高峰・雪山(3,886m)
古くは台湾原住民のタイヤル族の言葉でマハマヤン、日本統治時代には新高山(玉山)について高い山という事で次高山と呼ばれていました。雪山(3,886m)は、玉山の峨々たる山容とは対照的に、優美な姿を見せてくれる山です。登山は2泊3日の行程となりますが、登山道は、尾根上に広がる草原や美しいニイタカトドマツの森を抜けたりと、非常に変化に富んでおります。山頂から雄大なカールを見下ろせば、充足感に浸る事ができます。台湾百岳(日本でいう日本百名山)には、3,000m峰が100座中、じつに98座もあります。高峰連なる百座の中でも、特に優れた名峰5座は、台湾五岳と呼ばれており、雪山もその名を連ねております。雪山登山にて利用する山小屋では寝袋が必要になりますので、ご自身にてご用意いただく必要があります。ただ、ポーターが山小屋まで同行しますので、寝袋やマットなどについては、ご自身で運ぶ必要はありませんので、ご安心ください。
頂上に向けてカールを登る
許可が必要な登山
台湾には3,000m峰が200座以上あり、魅力あふれる山々が多くありますが、最高峰:玉山などでは、山小屋の宿泊許可を取得しなければいけません。玉山登山(排雲山荘泊)では、1日の入山者数が制限されております。特に外国人の優先登山申請の受付は24名までとされており、さらには登山の120日前(4ヵ月前)と非常に早くから開始されます。そのため、ツアーでは宿泊許可が取得できた場合のみ催行が可能となっております。近年、玉山や雪山登山の人気が非常に高まっておりますので、個人の方が登山申請を行うのは、なかなか大変な状況となっております。登山をするには秋(10月~11月上旬)、そして春(4月~5月)が適期となっております。登山後は、台湾グルメ(小籠包など)や故宮博物館などの観光が楽しめます。現在、雪山だけを登頂する企画はありませんが、最高峰:玉山と合わせて台湾五岳の2座を一度に登ってみてはいかがでしょうか。
展望の素晴らしい山頂