Alpine Square / アルパイン広場
【今日の絶景】 夕陽に染まるワンツァン
黄金色に染まる氷壁
ワンツァンが聳えるペルーアンデスのブランカ山群は、ペルー北西部に南北約200Kmに渡って連なり、最高峰のワスカラン（6,768m）をはじめ、6,000m峰が約40座、5,000m峰にいたっては500座も聳えるアンデスの一大山群です。ケチュア語で「恐ろしい」を意味するワンツァンは、ワラスの東にひときわ高く聳え、山頂からなぎ落ちる氷河は標高差にして実に2,000m以上もあります。上の写真はワラスから１時間ほど未舗装の道を走らせると到着する小さな集落から撮影したもの。ブランカ山群を大パノラマで展望できるその場所は、観光客には全く知られていない絶景スポットで、アルパインツアーでは高所順応も兼ねて訪問しています。日が沈む夕方まで丘の上で過ごした私たちは、黄金色に染まるワンツァンの雄姿をたっぷりと堪能することができました。ブランカ山群はほとんど歩くことなく迫力の山岳展望を満喫できることも大きな魅力。山好きの皆さまならぜひ一度は訪れていただきたい絶景の地です。
家路につく人も絵になる