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Alpine Square / アルパイン広場

エベレスト展望トレッキングとシェルパの里

エベレスト展望トレッキングとシェルパの里

世界最高峰“エベレスト”を見に行こう!

「世界最高峰のエベレストを見てみたい!」という方におすすめな「エベレスト展望トレッキング」。このコースは山中6泊のトレッキングでエベレストを眺める“シャンボチェの丘”を目指します。ネパールのトレッキングは村から村への生活歩道を歩きます。手を使ってよじ登るような場所はほとんどなく、日本で日帰りトレッキングを楽しんでいる方でしたらお楽しみいただけるコースです。荷物も現地の山岳民族シェルパ族がポーターとなり持ってくれるため、日帰り用のザックで歩くことができます。山での宿泊はロッジ泊りとなり、寝袋等も準備してあります。食事も山中は全て付いています。シャンボチェの丘から眺めるヒマラヤの山岳展望は圧巻です。

 

シャンボチェの丘付近にてシャンボチェの丘付近にて

ネパールの首都カトマンズ、翌日ルクラへ。

日本から香港を経由し、ネパールの首都カトマンズへ。成田空港を朝出発し、その日の夜にはカトマンズに着きます。専用車でホテルに移動し、ホテルでポーターに預けるアルパイン特製のダッフルバッグを皆さんにプレゼント。スーツケースはホテルに置いていきます。翌日はいよいよエベレスト街道の基点となるルクラへ20人程度が乗れるプロペラ機で移動します。飛行時間は約30分、機窓からはヒマラヤの山々を眺めることができ、山の斜面に張り着くように作られたルクラ(標高2,840m)の空港に着陸しました。到着時には今回の参加者も歓声を上げ、明日からのトレッキングへの期待が高まります。この日はゆったりとルクラに宿泊しました。

 

プロペラ機でルクラへプロペラ機でルクラへ

ネパール・ヒマラヤトレッキングへ出発

快晴に恵まれ、いよいよエベレスト街道のトレッキングが始まります。ドゥドゥコシ川に沿って左岸を歩きます。トレイル上には小さな村が点在し、通学途中の子どもたちや農作業中の人々、トレッカーの荷物を運ぶゾッキョなどとずれ違いながら、ネパールの山岳エリアならではの展望を楽しみます。トレッキング2日目はエベレスト街道の主要な村ナムチェバザールを目指します。谷沿いに600mの標高差をゆっくり登り、クスムングルなどの6000m峰などが見え、日本とはまったく違う迫力に皆さん大盛り上がりでした。標高3,440mのナムチェバザールは名峰に囲まれたすり鉢に広がる村で、各地から集まった人々が開く市場や、登山用品店、パン屋など徒歩でしか訪れることができないとは思えない賑わいのある素敵な村です。

ヒマラヤ山脈に囲まれたナムチェバザールヒマラヤ山脈に囲まれたナムチェバザール

いよいよエベレストの展望地シャンボチェへ

ネパールは10月中旬~4月頃までは乾期にあたるため、今日も快晴です。ナムチェの裏にあるシャンボチェの丘まで約90分、ゆっくりと登ります。「あれがエベレストですよ!」と私が叫ぶといっせいに「お~!」という声があがり、皆で手を取り合って喜びを分かち合いました。エベレストの他にも、ローツェ、アマダブラム、コンデリ、クスムカングルなど360度のパノラマが広がります。「日本から約10日でまさかこんなに素晴らしい景色が見えるとは思わなかった」という声があがりました。私たちは展望を楽しみながら、周辺の村を訪れ、学校を見学したり、ガイドの自宅に招かれ食事をしたりとヒマラヤに暮らす人々との触れ合いも楽しむことができました。

シャンボチェの丘を歩くシャンボチェの丘を歩く

現地スタッフとの別れに涙がこぼれます。

ナムチェでの滞在の後、往路は一気にルクラまで戻ります。1泊して別れの朝、シェルパ族との別れの時間です。今回は13名のグループでしたが、スタッフの数も約同数の合計30名近い山行となりました。ネパールの国民的な民謡「レッサンフィリリ」の歌と踊りを披露してもらい、絹のマフラーを一人一人にかけてくれました。シェルパ族の人々は皆控え目な性格ですが、真摯で自然を心から愛しています。そんなシェルパ族と過ごした数日間が蘇り、涙を流して抱き合うお客様の姿に私も目頭があつくなりました。世界中には素晴らしい山岳景観はたくさんありますが、やはり世界の屋根ネパール・ヒマラヤは突出しており、シェルパ族と合わせ魅力溢れる山域です。

 

トレッキング最終日、ルクラにてトレッキング最終日、ルクラにて