Alpine Square / アルパイン広場
【エリア紹介】 トルコ・カッパドキア
カッパドキアでのハイキングの魅力
カッパドキアは、トルコ内陸部に広がる大地です。“妖精の煙突”や”キノコ岩”と呼ばれる特異な形をした奇岩群と、古代ローマ時代の数々の洞窟住居が複合遺産として世界遺産に登録されています。そのため多くの観光客で賑わいますが、ハイキングを目的に訪れる人は少なく、あまり人に出会うことのない静かなハイキングを楽しめる点が魅力で、歩いてしか辿り着けない遺跡も数多くあります。カッパドキアの谷にハイキングで分け入ると、次々に奇岩や洞窟住居が現れます。洞窟住居の中に足を踏み入れ、ガイドの解説を聞いていると、かつてここに住んでいた人々のことが思い浮かび不思議な感覚になります。カッパドキアは冬の降水量が多いため、春にはいっせいに様々な花が咲きます。秋には半ば放置されたブドウ畑やリンゴ畑の木々が実り、季節ごとに違った表情を見せてくれ、歩くことで様々な発見があります。また世界三大料理でもあるトルコ料理も旅の楽しみです。
カッパドキアらしい風景を楽しむ
カッパドキアを歩く
以前カッパドキアを訪れた際、最も印象に残っているハイキングコースはホワイトバレーです。駐車場に到着した時は雨が降っていたため、1軒だけある土産物店のカフェでひと休みすることにしました。オーナーが珍しい楽器でトルコ音楽を奏でてくれ、心温まるおもてなしで我々を楽しませてくれました。オーナーの息子さんの奥さんは日本人とのことでした。雨が止むと、目の前に背の高い”キノコ岩”が現われました。林立する”キノコ岩”の真下を縫うように歩くと、想像以上に大きく迫力があり、力強さも感じます。カッパドキアでは、他にも表情の異なる奇岩群が数多くあり、ウフララ渓谷ではフラワーハイキングが楽しめ、ピンク色の岩が美しいローズバレーでは迫力ある絶景の中でハイキングができます。快適なホテルに連泊しますので、趣の異なるハイキングを毎日ゆったりと楽しめます。そこには観光では味わえないカッパドキアの魅力がいっぱい詰まっています。
ホワイトバレーを歩く