Alpine Square / アルパイン広場
【エリア紹介】 ポーランド最高峰・リシィ山
ポーランド最高峰 リシィ山
ポーランドとスロバキア国境に位置するタトラ山脈は、東ヨーロッパにまたがるカルパティア山脈の一部で、カモシカ、マーモット、オオヤマネコ、クマなどが生息する自然豊かな山脈です。スロバキア側には標高 2,655 m の最高峰ゲルラホウスキー峰がそびえています。そして、ポーランド側の最高峰は、スロバキアと国境を形成する標高2,499mのリシィ山です。ポーランド側の登山ルートは、急峻な岩登りとなるため、当社のコースでは、登山前日にスロバキア側に入り、ロッジで1泊してから、より安全なスロバキア側から登ります。頂上付近は、ガレ場が多いので、注意が必要です。山頂は、やや狭いものの、360度ぐるりと岩峰に囲まれ、まさに荒々しいタトラ山脈の核心部からの展望が広がります。慎重に岩場を下り、前日宿泊したロッジまでたどり着けば、専用車でザコパネまでその日のうちに移動できます。名だたるクライマーの出生地、ポーランド、スロバキアの山旅を是非お楽しみください。
ポーランド側をのぞむ稜線まであとわずか
古都クラクフと世界遺産アウシュビッツ
クラクフは、第二次世界大戦中に、国内の他の都市が戦禍で大きな被害を受けた中、奇跡的に戦禍を逃れ、中世の時代からの美しい街並みが保存されています。ヨーロッパでもっとも広いといわれる中央広場を訪れると、人を乗せた馬車が走り、大道芸人が歩行者たちを笑わせ、ガーデンレストランで、多くの人が食事の時間を楽しむ風景を楽しむことができます。まさに、中世の時代にタイムスリップしたかのような雰囲気に浸ることができます。また、人類の負の遺産といわれる強制収容所「アウシュビッツ」は、第2次世界大戦時に、ユダヤ人をはじとする人種差別によるホロコースト(絶滅政策)により、多くの犠牲者がでた場所のひとつです。この場所を訪れるには、勇気のいることではありますが、現実におきた悲しい歴史の舞台として、二度とこの過ちを繰り返さないためにも、一見の価値はあるのではないでしょうか。
アウシュビッツ収容所