Alpine Square / アルパイン広場
【エリア紹介】 マレーシア最高峰Mt.キナバル
ネイチャーアイランド・ボルネオ島にそびえる4,000m峰
赤道直下の南シナ海に浮かぶ世界で3番目に大きな島、ボルネオ島。その北部に位置するサバ州は、熱帯魚の泳ぐ美しい海から、標高4,095mのキナバル山まで多彩な自然が存在してます。峻険な岩峰を空に突き上げるマレーシア最高峰のキナバル山での登山はもちろん、下山後は美しい海辺のネイチャーリゾートでのんびりとした時間を過ごしたり、オランウータンやテングザルの姿を求めてワイルドライフ・パークを訪れたりと、あらゆる自然を短期間で満喫できる本当に魅力あふれる島です。キナバル登山の基本は山小屋泊の1泊2日。ゆったり登りたい方は2泊3日で登頂します。日本で八ヶ岳や北アルプスの山小屋泊の登山を楽しんでいる方なら十分にチャレンジしていただけます。富士山よりも高い憧れの4,000m峰として、また初めての海外登山としてうってつけの山です。ツアーは最短5日間。登山はほぼフルシーズン可能と言うのも嬉しい限り。お仕事をされている方も是非チャレンジしてみてください。
多彩な表情をみせるオランウータン
ここまで変化に富んだ風景を楽しめる山はそうそうありません
キナバル登山は標高1,800mからスタートします。熱帯らしいジャングルに囲まれた、良く整備され歩きやすい登山道を約6時間歩いて、標高3,300mに建つ山小屋を目指します。登山道脇には着生ランやウツボカズラなど日本の登山では見ることができない興味深いたくさんの植物を見ることができます。キナバルはテント泊不可。山小屋もも登山自体が許可申請が必要なため、日本のどこかの山小屋のようにぎゅうぎゅう詰め、ということはありませんのでご安心ください。寝具もありますから寝袋の持参も不要です。そして美味しいごはんも待っています。登頂日はまだ真夜中のうちにスタート。ヘッドランプを点けながら頂上台地を目指します。通年暖かいボルネオ島ですが、真夜中のうちはダウンジャケットが欲しくなるくらいまで冷え込みます。標高が高くなる分、少し息を切らせながら広大な頂上台地を目指します。地平線から太陽が登り始める頃になると自分がこんなところを登っていたのか!ときっと驚くことでしょう。次々に変化に富んだ風景が展開するキナバル山。本当に楽しい山ですよ。
頂上台地でむかえた朝焼け