Alpine Square / アルパイン広場
【エリア紹介】 K2・バルトロ氷河
世界で最も豪勢な山岳景観を楽しむトレッキング
地球上の高峻山岳の魅力を集約したといっても過言ではないカラコルム山脈バルトロ氷河。世界で2番目に高いK2をはじめ、輝く壁ガッシャーブルムI〜VI峰、広い頂ブロードピーク、麓峰マッシャーブルム、花嫁の峰チョゴリザなど、名だたる高峰峻峰がこの氷河を取り囲んでいます。トレッキングの目的地となるコンコルディアは360度見渡す限りを高峰群に囲まれ、まさに“壮麗な円形劇場”が広がります。トレッキング日数は15日間と長く、さらに4,600m近くまで標高をあげるため、健脚者向きのハードコースです。また、ネパール・ヒマラヤのトレッキングとは異なり、道中に人家やロッジがなく、氷河上の歩行がメインとなります。氷河上といっても、表面のほとんどが土砂で埋もれているため、アイゼンやピッケルを使用する箇所はありません。しかし氷河は常に動いており、状況によっては大きく迂回するルートをとる場合もあるため、十分な体力が必要となります。
大迫力の山岳展望
万全のサポート体制
バルトロ氷河トレッキングは辺境地でのハードコースゆえにサポート体制は万全でなくてはなりません。当社では、高所経験豊富なツアーリーダーが同行することに加え、現地では実際にK2などの8,000m峰登頂を目指す登山隊のサポートを行うエキスパートチームがトレッキングに同行します。テント装備などもハイスペックなモデルを使うことで、長期間にわたる幕営生活も快適に過ごすことができます。気になる食事ですが、食材は現地調達、調味料等は日本からツアーリーダーが持参し、皆さまが食べやすい料理を工夫しています。専属コックの食料計画は見事で、食材補給ができない中、最後まで生鮮食材を使った食事が提供されます。氷河上でのテント生活が長くなるため、防寒対策が重要です。冬期登山用の寝袋や厚手のダウンジャケットなど、しっかりとした防寒具をご準備いただくことをおすすめします。バルトロ氷河は、一生に一度は訪れていただきたいおすすめの場所です。山岳景観だけではなく、長期間にわたるトレッキングも思い出深い貴重な体験になることでしょう。
氷河の脇を通過することもしばしば