Alpine Square / アルパイン広場
ペルーアンデス、ブランカ山群 絶景撮影展望とワイワッシュ山群遠望 9日間
ペルーアンデス・ブランカ山群に行ってまいりました。
6月19日から9日間の日程で、「ペルーアンデス・ブランカ山群絶景撮影展望とワイワッシュ山群遠望ツアー」に同行してまいりました。ペルーといえばインカトレイルやマチュピチュを思い浮かべる方も多いと思いますが、今回ご案内したブランカ山群やワイワッシュ山群は全く別のエリアになります。アンデス山脈は南北7500kmに連なる世界最大の山脈です。その中でも6000m級の高峰が集中し、クライマーの登高意欲を掻き立てる特徴的な峰々が数多く聳え立つのがブランカ山群、ワイワッシュ山群なのです。
ラフコルタ湖から望むワンツァン
アルパインツアーですが靴マークはゼロです!ダウラギリⅠ峰を想像させるようなどっしり構えた6000m級の山や、天に突き刺すような鋭鋒が犇めいているにも関わらず、こういった山々を車道から間近に展望することができるのがブランカ山群の最大の特徴です。数日間トレッキングをしてようやく見ることができるような6000m級の高峰が車でのアプローチで見ることができます。少しは歩かないと満足感が得られないのでは?と思っていたお客様も実際に山を目の当たりにすると「歩かなくてもこれは十分に価値がある!」とおっしゃっていただけました。
レクアイ郊外から望む鋭鋒シャクシャ
絶景の中でピクニックランチ
普段はテント泊のトレッキングに同行しているコックとスタッフ達が、皆さまが山の撮影、展望をされている間に美味しいピクニックランチを用意してくれました。道路は走っているものの、そこは6000m峰に囲まれた辺境の地。まだまだ観光開発は進んでいないため、レストランなどはありません。見晴の良いところで車を止め、テーブルを広げ、大自然に囲まれた絶景の中でピクニックランチを楽しみました。これぞ究極の贅沢ではないでしょうか。
モロコーチャ湖畔で絶景の朝食(後ろに見え
もちろん山は歩いてこそ見る価値がある。自分の足で登ってこそ達成感がある。そうお考えの方も多いでしょう。しかし、山歩きをリタイヤされた方でもまだこれほどの絶景を見ることができるのです。山の楽しみ方は登ることだけではなく、ただ眺めるだけでも十分に価値があるものだと改めて感じることができました。
ケウシュから望むアンデス山脈