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ツアーコード: AL00HH 24-25
偉大なヒマラヤ探検家ティルマンが“世界でもっとも美しい谷のひとつ”と賞賛したネパールのランタン谷でトレッキング。往路はヘリコプターを利用し、高所順応のためにゆっくり時間をかけて雪山と氷河で囲まれ好展望が広がるキャンジンゴンパへ。展望ピークに登頂し、復路は緑美しい谷を徒歩で下ります。2015年に起きた大地震ではランタン村に大きな被害が出ましたがその後復興しました。現地支援の一助にもなります。
ランタン山群は、ネパールの首都カトマンズの北60kmに位置し、カトマンズからもっとも近いヒマラヤです。それにもかかわらず、人気の高いエベレストやアンナプルナ山群に比べると圧倒的に訪れるトレッカーは少なく、静かなトレッキングを楽しむことができます。さらに展望地とヒマラヤの高峰の距離が近いため迫力の山岳展望が魅力です。
催行状況※ | 出発日 | 帰着日 | 日数 | 料金 | ツアーリーダー | ボーナスPt |
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東京 | ||||||
催行決定・残席5 | 04/06(日) | 04/15(火) | 10日間 | 東京発着料金558,000円 | 山﨑 豊 |
●燃油サーチャージ(2024年7月20日現在:目安約45,600円)が別途必要です。今後変更となる場合はご旅行代金ご請求の際にご案内いたします。
● ビザ=ネパール/申請料金8,400円(実費4,000円+申請料金4,400円 2024年7月現在、手数料・消費税込み)の取得が別途必要となります。
●ツアーリーダー(添乗員):カトマンズからカトマンズまで同行します。
●最少催行人数:10人
●食事:朝8回、昼7回、夕7回
●利用予定ホテル:カトマンズ/ラディソン、アンナプルナ、エベレスト、ゴカルナ・リゾート
●一人部屋利用追加料金:¥66,000(ロッジ泊を含みますが、日程9日目の昼以降のホテルでの部屋利用は含みません。)
●利用予定航空会社:大韓航空、シンガポール航空、キャセイパシフィック航空、マレーシア航空、タイ航空
● 「標高3,800m以上の高所に宿泊するコース」にご参加の場合、所定の健康診断を受けていただきます。
高山病の影響は個人差はありますが標高3,000m台後半に宿泊する場合から顕著に現れてきます。アルパインツアーでは、皆様の安全なご旅行のために専門医(日本登山医学会・登山者検診ネットワーク)のご協力のもと、所定の高所健康診断システムをとっておりますので、ご協力をお願いいたします。
高所トレッキングにお申し込みの方には、申込書受付後、高所健康診断のご案内をお送りします。この高所健康診断は最寄りの病院で受診していただき、日本登山医学会・登山者検診ネットワークの専門医師が判定しております。判定結果によりましては、高山病の影響の少ないコースへ変更をお願いすることがございますので、予めご了承くださいますよう、お願い申し上げます。
高所トレッキングの所定の健康診断等にかかわる費用は別途必要となります。
※トレッキング:現地ガイド、コック、ポーターが同行。
※行動範囲:1,430m~4,350m。最高宿泊地3,840m。高山病の影響ややあり。
※9日目の昼以降、ホテルの部屋を共同で夕方までご利用いただけます。
※専属コック同行:平均的なロッジに宿泊します。トレッキング中はロッジ提供の食事が主体となりますが、専属コックが同行し単調にならないようお手伝いします。
※カトマンズ〜ゴラタベラ間のヘリコプター便は、天候条件や機材繰り、その他の現地事情により予定通り飛ばないことがあります。それにともない、入山が1日以上遅れる場合にはトレッキング日程は縮小されることになります。また入山が2日以上遅れる場合には、トレッキングコースを他の山域に変更することがあります。入山が遅れる場合に新たに生じた当初の予定でない場所での宿泊代、食事代につきましては、すべてお客様の負担となります。また、トレッキングが短縮された場合にも、あらかじめ雇用したガイド料、ポーター料の払い戻しはありません。あらかじめご了承ください。
最奥の村キャンジンゴンパは富士山の高度を越える標高3,840mの雪山と氷河に囲まれた場所で、高山病の影響があります。そのためヘリコプターで入山するゴラタベラのヘリポート(3,010m)到着後からゆっくりとした行動が重要です。タンシャップ(3,140m)⇒ランタン上部村(3,500m)⇒キャンジュンゴンパ(3,840m)とゆっくり3日かけて、1日当たり標高差を500m未満におさえて進みます。最奥の村であるキャンジンゴンパは雪山と氷河に囲まれた360度の展望が開けた場所です。さらなる展望を求めて絶好の展望ピークへ登るとランタン山群最高峰のランタンリルンが目の前に聳え、眼下にはリルン氷河を望むことができます。ランタン谷の美しい景観をぜひお楽しみください。
そして、高所順応の度合いを確認し、360度の展望が広がるタルチョーピーク(4,200m)の登頂にチャレンジします。ランタンリルン(7,225m)とキムシュン(6,760m)の眺めが素晴らしいです。コンパクトな日程ながら“世界でもっとも美しい谷のひとつ”で4,000m越えの登山にも挑む充実したコースです。
高山病に注意しながらキャンジンゴンパにたどり着く
ランタン山群は、ネパールの首都カトマンズの北60kmに位置し、カトマンズからもっとも近いヒマラヤです。それにもかかわらず、人気の高いエベレストやアンナプルナ山群に比べると圧倒的に訪れるトレッカーは少なく、静かなトレッキングを楽しむことができます。8,000m峰こそありませんが、開けたU字谷から見上げる雪山や氷河までの距離は近く、ピラミダルな山容の主峰ランタンリルン(7,225m)、特徴のある鋭い岩峰が天を突くキムシュン(6,760m)、ヒマラヤひだが美しい雪峰ガンチェンポ(6,387m)、砦のような山容のランシサ・リ(6,427m)など秀峰にはこと欠きません。
ランタン谷を紹介する上で、イギリスの偉大なヒマラヤ探検家ビル・ティルマンは欠かすことはできません。1936年、インド第二の高峰のナンダ・デヴィ(7816 m)に挑み、成功をおさめました。これは1950年にアンナプルナⅠ峰が登頂されるまで、人類が登頂した最高峰でした。その後、イギリスのエベレスト遠征隊の隊長を務めるなど、ヒマラヤ登山の歴史に名を残す人物です。その彼が、“世界でもっとも美しい谷のひとつ”と賞賛したのがランタン谷で、その名が世界へ広まりました。
今回は往路、下部の急な峡谷帯はヘリコプターで飛び越えて、開けた氷河浸食U字谷がはじまる地点のゴラタベラ(3,010m)に着陸します。そこから上部の広々としたゆるい傾斜の谷をつめていきます。シャクナゲの大木が繁茂するゴラタベラ周辺を過ぎると谷は明るく開けたU字谷が広がり、探検家が「世界で最も美しい谷のひとつ」と賞賛したとされるのもうなずけることでしょう。2連泊するキャンジンゴンパは雪山と氷河に囲まれた360度の展望が開けた場所です。滞在中はさらなる展望を求めて絶好の展望ピークへ登る充実の内容です。
キャンジンゴンパのロッジにゆったり連泊
キャンジンゴンパ周辺からのランタンリルン
日程 | 発着地 | スケジュール/食事/宿泊地 |
---|---|---|
1 |
東京 発 |
午前、東京発 アジア内経由都市で乗り継ぎ、深夜、ネパールの首都カトマンズ(1,300m)着。 食事機機 宿泊地 カトマンズ泊 [ホテル] |
2 |
カトマンズ 発 |
朝 ヘリコプター特別便でランタン山群中のゴラタベラ(3,010m)へ(所要約20分)。 食事朝昼夕 宿泊地 タンシャップ泊 [ロッジ] |
3 |
タンシャップ 発 トレッキング2日目 ランタン村上部 着 |
広いU字谷の道をゆるやかに登り、ランタン村上部(約3,500m)へ(徒歩約3時間)。高所順応のために半日行程でご案内します。(前日飛べなかった場合は、この日の朝カトマンズからゴラタベラにヘリコプター特別便で飛び、ランタン村上部へ。) 食事朝昼夕 宿泊地 ランタン村上部泊 [ロッジ] |
4 |
ランタン村上部 発
トレッキング3日目
キャンジンゴンパ 着
|
広いU字谷の平らな道をゆるやかに登り、ランタン山群の中心地キャンジンゴンパ(3,840m)へ(徒歩約3.5時間)。 食事朝昼夕 宿泊地 キャンジンゴンパ泊 [ロッジ] |
5 |
キャンジンゴンパ 滞在 |
キャンジンゴンパ滞在。360度の展望が広がるタルチョーピーク(4,200m)を往復します(徒歩約5時間) 食事朝昼夕 宿泊地 キャンジンゴンパ泊 [ロッジ] |
6 |
キャンジンゴンパ 発 |
往路をランタン村、ゴラタベラを経て谷間のラマホテル(2,435m)へ下ります(徒歩約8時間)。 食事朝昼夕 宿泊地 ラマホテル泊 [ロッジ] |
7 |
ラマホテル 発 |
峡谷沿いの道をシャブルベンシ(1,430m)へ(徒歩約7時間)。 食事朝昼夕 宿泊地 シャブルベンシ泊 [ロッジ] |
8 |
シャブルベンシ 発 |
朝、シャブルベンシ発、専用車で悪路をドゥンチェを経てカトマンズへ戻ります(約8時間)。 食事朝昼夕 宿泊地 カトマンズ泊 [ホテル] |
9 |
カトマンズ
カトマンズ 発フリータイム |
夜の出発まで自由行動。 食事朝-- 宿泊地 機中泊 |
10 |
東京 着 |
朝、アジア内経由都市着。乗り継いで東京へ。 食事機 |
※航空会社の都合や現地事情により、日程は一部変更される場合があります。
●当ツアーで訪れる「ネパールのトレッキング部分(ラスワ群)を除く全行程」には、外務省渡航情報「十分注意して下さい」が出されています(2023年11月1日現在)。外務省渡航情報と、外務省渡航情報が出されている地域への当社企画旅行に関する対応と自主規準についてはこちらをご参照ください。