日本第二の高峰・北岳など、登山道の整備が進んだ北部と、聖岳など登山者が少なく健脚向きの山が多い南部に分かれます。甲斐駒ヶ岳や仙丈ヶ岳は特に人気のエリアです。

南アルプスには日本第二の高峰・北岳や、もっとも美しいピラミッドと深田久弥が絶賛した甲斐駒ヶ岳、おおらかにカールを抱く仙丈ヶ岳、蒼天を突くオベリスクが印象的な鳳凰三山など、個性豊かな山が連なります。南アルプスは山腹まで鬱蒼とした原生林に支配され、それぞれの峰は山体が大きく重厚な山容に特徴があります。